愛媛県の松山、宇和島両市で１８日、中心商店街の夏を彩る土曜夜市が始まり、アーケードは浴衣姿の家族連れやカップルの笑顔で華やいだ。松山は７月３０日まで、宇和島は同１６日まで毎週開かれる。
　松山中央商店街連合会の夜市は１日５万人超が足を運ぶ。大街道、銀天街、まつちかタウンの３商店街では定番のかき氷、金魚すくいをはじめ、複合施設「アエル松山」の店舗による揚げピザ店など約２３０の露店がにぎわいを見せた。
　宇和島商店街連盟主催の夜市は、綿あめなどの屋台約５０店が並んだ。夜市恒例の「亀レース」のほか、おもちゃの車に付けた針で風船を割り合う「クラッシュカー風船割りレース」が行われ、風船が割れるたびに見物客から歓声が上がっていた。恵美須町２丁目商店街でも今月２５日と７月９日に夜市がある。